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「忖度」と「斟酌」意味の違いとは?使い方を例文でわかりやすく解説!

投稿日:2017年12月4日 更新日:

忖度最近のニュースを聞いていると、『忖度』(そんたく)という言葉をよく耳にするようになりました。
忖度なんて普通に会話をしている限り使うことなんてありませんよね。
一体どういう言葉なのか?何となくはわかっても本当の使い方はよく知らないという人も多いと思います。

『2017ユーキャン新語・流行語 年間大賞』にも選ばれた『忖度』について、正しい使い方と似ている意味の『斟酌』(しんしゃく)と意味や使い方の違いを比べてみたいと思います。

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忖度と斟酌それぞれ使い方と違いとは?

『忖度』(そんたく)とは国語辞典によると

・他人の気持ちを推し量ること、また推し量って相手に配慮すること

とあります。これと似たような言葉に『斟酌』がありますが、こちらは

・相手の事情、心情などをくみとること。またはそれによって手加減すること
・条件などを考え合わせて取捨選択すること
・言動などを控えめにすること、遠慮。

などとあります。ちょっとよくわかりません(笑)
『忖度』と『斟酌』簡単に比べてみると、『忖度』の方は配慮すること(気持ち)のみなのです。
そして『斟酌』の方は、配慮して手加減(行動)すること、と少し違っているのがわかると思います。

例えば、「委員会の意向を忖度しかねる」は正しい使い方だと思えます。
しかし「彼に忠告するのに忖度が必要だ」のような使い方は間違いだと思いますね。
「忠告をする」という行動が入っているためこの場合には「彼に忠告するのに斟酌が必要だ」の方が適切な使い方となります。

例文を見て感じることは、
『忖度』は業務的、機械的な感じ、
『斟酌』は個人的、情感的な感じです。
実際にもそういう使い分けをされているように思います。

 

ニュースでの忖度の使い方は間違い?

テレビのニュースアナウンサー国会での答弁のニュースで、忖度する、忖度し(て手心を加え)たなどと報道されています。この忖度の使い方は正しいのでしょうか?
心を推し量る、という意味では正しいと言えると思いますが、ニュースでは忖度する=配慮して行動するといった使い方をされています。
この場合は、「忖度して利便を図った」という使い方の方が適切に思えます。
でもニュースでの使い方(国会答弁での使い方)ですと、「斟酌した」の方が合っているのではないでしょうか。

 

変化していく言葉の意味と使い方

こうやって見てきますと、忖度という言葉に配慮して行動するという新しい意味がついたように思います。
何年かすると今のような使い方が普通になっていくのではないでしょうか。

他の言葉で、今までもそういう例はありました。
思いつくものには、『リベンジ』があります。
『リベンジ』は英語ではrevenge=復讐する、仕返しするです。
ところが今では日本語として、

リベンジする=試合で負けた相手に勝つこと、借りを返すこと

になってしまっています。これは雪辱を晴らすに近い意味ですよね。
リベンジするという言葉が現れた当初は指摘されていたことですが、今ではすっかり定着した使い方になってしまいました。

リベンジを誓う野球部員また、『ヤバい』という言葉も、昔は悪いこと、まずいことのみに使われていましたが、今では「ものすごい」、「非常に」という良い意味にも悪い意味にも使われるようになりました。

 

時代と共に新しく変わっていく言葉

日本語は比較的変わりやすい言葉だと言われています。
『全然』という言葉は、昭和の頃は否定形で使われていました。
ところが現在は「全然いい!」みたいに肯定でも否定でも使われています。
さかのぼっていくと、実はこの肯定でも否定でも使われる方が昔の使い方に合っているんですね。
昭和初期、明治大正の頃は今の使い方とほぼ一緒でした。
昭和中期~平成初期の方が変わった使い方をしていたのです。

『忖度』が『斟酌』と似たような使われかたをされ始めたのも、時代の流れとしておかしくないのかもしれません。
ただ知識として、『忖度』『斟酌』は使い方が少し違うということを覚えておくと、適切な言葉を使える人として覚えてもらえるかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。







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